千葉県在住 安田様ご家族

New Zealand 旅行記&(ALL Blucks 対 南アフリカ ラグビー観戦)

 今回の旅行を計画した時、とにかくラグビーの本場であるNew Zealandに家内と行きたいということであった。

 会社での25年継続勤務社員に与えられる連続4週間のリフレッシュ休暇をどう過ごすかを考えた時、一回も海外に連れて行ったことのない家内と一緒に海外へ行くことを一番に考えた。時期は? 一ヶ月休んでも仕事への影響が一番小さそうな時。そう考えると時期は絞られてしまった。そこで選んだのが夏休みシーズン少し前。これだと航空運賃も安いし、All BlacksTri Nations Rugby ホームゲームもありそうだということ。それらを計画する以前(一年前くらい)に息子たちに話をしたところNew Zealandに行くのなら是非一緒に行きたいと言ってきた。この時点で、それぞれの思いに微妙な意識の違いがあったようだ。私はせっかく一ヶ月の休暇があるのだからその大半をNew Zealandで過ごすことを考えていた。息子たちは一週間ぐらいと考えていたようだ。そこで一緒に行くということになったようである。家内は5人(長男夫婦と学生の次男)で行くのだから予算的にもそれくらいという読みをしていたようである。目的は、All Blacksゲーム又は現地のクラブチームのゲームを現地で見ること。実は、息子たちはラグビーを高校時代からしている現役のプレーヤーで、とにかくラグビーが好きなのである。家内もしかり。というより、我が家にラグビーの火をつけたのは家内であった。実際には、その後息子夫婦に子供ができたこともあって(すなわち孫ができた)、旅行には5人ではなく4人で行くことになったのだが。一緒に嫁さんも連れて行きたかったのだが赤ん坊が小さすぎて我慢してもらうことにした。残念だが仕方が無い。

 ところが、自分で旅行の計画をしようとすると、行ったところのない国での滞在計画を作るとなると結構気が重いものである。目的がラグビーの試合を見たいという強い気持ちがあるから、パック旅行は最初から考えていなかった。色々、ニュージーランドに関する旅行ガイド本を買ってきて読むのだが中々ピンとこない。そうこうするうち5月の声を聞いてしまった。上司には7月第2週から8月第一週にかけてリフレッシュ休暇を頂くことを取りあえず決めて申請をし、急ぎ格安航空券の入手にJTBで聞いてみたり、インターネットで航空会社のインターネットを探ったりしてみた。JTBJAL航空券)、JAL悟空(インターネット)、NZ航空キュウイ(インターネット)を調べた結果、成田−Aucklandが何とJAL悟空が\80000/人と一番安かった。NZ航空は\85000であった。(後でわかったことだが、NZ国内で飛行機での旅行を計画するなら、合わせて購入すると割引のチケットが使用できるので結果的にNZ航空のチケットを買っておくのが良いようだ。)どちらのチケットでも実際にはコードシェア便なのでNZ航空のまったく同じ便に乗るのである。日程を飛行機によって決めてしまったので、次はレンタカーの手配をした。

 全行程をレンタカーで移動する予定をした。これは、会社が提携しているHertzを使用することが安く安心できそうだったので,期間中の予約をやはりインターネットで探したホームページから日本の電話予約センターを探し予約を入れた。このとき、Auckland空港で借りた後、WellingtonからPictonへフェリーで渡りたいと伝えると、レンタカーはフェリーに乗せることができないと言われた。方法を聞くと北島で3日以上滞在し車をWellingtonで一旦返却し、Pictonで同じ日に5時間以内に取りに行けば同じ車種の車を用意し、継続扱いになるということであった。帰りも同じである。但し、日本からはまだ正確なスケジュールも決まっていないようだからその予約はできない。現地に着いてから空港の営業所で話して欲しいということであった。

 何故、正確なスケジュールが出来なかったというと、All Blacksの試合チケットの取り方がわからず、試合の日程(ALL Blacks vs Australia: 7/13(土)Christchurch All Blacks vs South Africa: 7/20(土)Wellington)は判っているが、果たしてそのチケットの取り方がわからない上、試合会場が二箇所で、日程が一週間の間隔で、両方取れるか、どちらか片方か、全く取れないかということで、判断が出来なかったのである。ただ、レンタカーの予約の段階で7/13Christchurchでの試合はほぼ不可能と判断した。これでバックアップに入れたのがPictonのすぐ近くのBlenheimという町で行われるChristchurchをホームとするCantabureyMarlboroughのクラブチームの試合が7/17(水)にあることをインターネットで見つけたので、最悪これを見ることで我慢するしかないと考えていた。ところが、この試合の具体的な場所と開始時間が見えてこないため、チケットを取らないと入場できないようでは直接現地に行っても困るだろうし、はたしてどうしたものかと途方に暮れていたため日程が決められなかったのである。

 どうやらラグビーの試合を見ることは難しくなりそうだと考えはじめると、せっかく行くのだからニュージーランドを目一杯楽しむ為にはどこへどういうスケジュールで行けばよいかという方向に目を向け始めた。と同時に最初の宿泊先を決めておく必要があると考え、宿のホームページを探し始めるが、まったく見当がつかない。仕方なく、最初は日本語の通じる宿にしようと考えることにした。案内書に載っていたAucklandDavenportにあるB&Bをホームページで見つけ、早速メールを打った。まず二泊。その後はWellingtonに向かう途中でRotoruaによることにした。ラグビー以外にも是非Farmステイをし、乗馬やアーチェリーなどをしながらゆっくり過ごしたいと考え、Rotoruaで有名な「The Farm House」にしようと電話を入れた。「Hello! I am a Japanese. I would like to make a reservation.」と言うなり「Japanese? Wait a moment, Please」と応対があり、なにやら人を呼んでいる声がしていた。しばらくして出てきたのは日本人の女性。こちらもホットして予約したい旨伝えるとこの時期は7/10を過ぎてから7月一杯は予約で一杯とのこと。どうやら日本の夏休みの影響があるようである。それを聞いてちょっと慌てた。何故ならもう7月になったというのに宿を決めているのは最初の2泊だけである。急ぎRotorua別の宿を探したが、四人が安く泊まれるところで便利な所という条件で、これも結局は日本語の通じる宿(Best Inn Rotorua)にした。ここはメールでの対応が無いようだったので電話を入れた。ところが、現在旅行中で7/10から営業する、帰ってきたら電話をすると留守電が応えていた。取り急ぎ止まりたい条件を録音し、電話を待つことにした。他に変えようかとも考えたが取りあえず待つことにした。2−3日後に電話があり、予約可能とのこと。これで更に2泊決定。

 まだラグビーの試合を見ることをあきらめきれず、インターネットで情報を集めようと粘っていると、なんと「ラグビー観戦チケット」の文字が目に入った。オフィス・ガーデンハウスさんのホームページであった。早速メールを入れ、出発までの残り時間(日数)時間も気になっていたので会社の昼休み時間に直接電話を入れた。それによるとメールの内容は既に対応いただいており返信も頂いていた様子。NZの現地スタッフからの返事を待つ必要があるとのことであった。会社では自分のプライベートのメールは見れないようにしているで、そのメールを見ないまま話をお聞きすると共に、事情をお話したところ、出来る限りのことをしていただけるという心強い返事をいただき、次のメールが到着するのを首を長くしてまっていた。

 ところが、通常のチケットはインターネット経由での販売は625日に4時間で完売になっていたとのこと。

 ガッカリしていると、まだ方法があるかも知れないとのこと。通常のチケットより割高になるが入手できる可能性があるとのことで、詳細は追って連絡するという連絡を頂いた。残り時間がない中、この交渉毎に一日一日が過ぎていくもどかしさを感じもしたが、現地に動ける人のいる心強さを感じる一幕でもあった。

 さて、翌日チケットは何とか手に入りそうだが余りにも高いのでお勧めできないと連絡があった。価格をお聞きすると日本円に換算すると4人で約10万円。通常のチケットが一番高いもので一枚NZ$110だから3倍以上の値段である。ダフ屋からの入手か?と考えるような金額だったが内容を聞くと試合の前後のエンターテイメントが仕込まれており食事付きであるとのこと。詳しいことは先方でも良くわからないようであった。金額を聞き一旦はあきらめようとしたが、せっかくの機会を逃すのはもったいないし、試合前のカクテルパーティとなにやらイベントを楽しみ、試合を見て、その後又カクテルパティとその日の試合のビデオを観戦しながら食事が出るという。まあ,いいか!せっかく本場に行って現地の人たちも中々観戦できないTri-Nationのホームゲームである。これを見逃す手は無い。これが決めた時の心境であった。そうと決まったら大丸さん(オフィスガーデンハウス社長)に早速入手をお願いし、お支払いのタイミングやチケットの受け取り方法などを具体的にご相談した。もう出発の4日くらい前だったので支払いは帰ってからでも良いと言っていただいたが、前金が原則であるはず。何とか入金を済ませた。現物は事前にFaxで送っていただき、内容を確認済みである。チケット他一式の受け取りはRotoruaの宿にしていただき、そちらに直送していただくことにし、RotoruaのB&Bの大田さんに連絡し了解をいただいた。

 なんと運がよかったろうか。全ての日程の宿泊を予約してしまっていたら身動きができない状態だったが、迷っていたお陰で以降のスケジュールを試合日程に合わせて組むことができた。

 となれば、本格的にRotorua以降のスケジュールを確定する必要がある。ChristchurchからTekapo、Mount Cook、Wanaka、Queenstownと思いをはせてはいたが、7/9夕方出発7/26朝帰国便で7/20Wellingtonでの試合観戦となると南島でゆっくりしている時間が取れなくなったため、冬でもあるし、Christcharch以西以南は改めて訪問する時のために残しておくこととしてスケジュールを決めていった。しかし、以降の予約は全て現地に行ってからということにした。


79() 

 1815分成田発 JAL09便 にて出発


710() 

 朝8時頃経由地のChristchurchにて一旦休憩後Aucklandへ。予定より約1時間遅れて1130分頃到着。入国審査が混んでいて、さらに予定が遅れた。早速、両替を行う。両替は日本では何もしていなかったので現金で20万円を一旦NZ$にすることにした。NZ$ 3,264.77であった。大人4人の当面の旅行資金である。

 次はVodafone(携帯電話)のレンタルを探し息子たちと別行動を取ったり、会社からの緊急連絡を受けられるようにと2台を借りた。一台一日NZ$4.99と電話代が一分1ドル(北島)、1.8ドル(北島−南島)、3.8ドル国際電話という料金であった。海外でも使用できる日本国内の携帯電話を持っていれば、相当料金は安かったようだ。料金は後払いだが、クレジットカードでデポジット代わりにNZ$1000のサインを保証用にさせられる。これはクレジットカードでなければ現金で預ける必要のある保証金で、直接請求されるものではなく、万一紛失や持ち逃げ下などがあった時に行使するためのものという説明を受けた。実際請求は毎週Emailで請求書が届いており、間違いがあればメールで指摘をする仕組みになっていた。帰国後のエピソードであるが、最初の一週分は本来1日分であるはずの請求がなんと62日分の請求となって届いており,早速メールで訂正を依頼する羽目になってしまった。旅の途中で、悪気は無いのだかNZの人はよく数字を間違えるので注意した方が良いと日本から移住した方に聞いていたので、確認をキッチリする習慣をいつのまにかつけていたようである。

 その後、日本で予約しておいたHertzレンタカーの空港営業所へ行く。Wellington−Picton間の往復のフェリーのチケットもレンタカーの担当者のガイドを受け、空港のトラベルサービスカウンターで購入した。手続きが一通り終わり空港をレンタカーで出発することが出来たのは2時過ぎになっていた。

 この日の宿泊はDavenportのBB。空港からAucklandの市内を経由して橋を渡り、ぐるりとスカイタワーの対岸に位置するところで素晴らしく雰囲気の良い別荘地というところである。でも、いきなりAucklandを素通りはもったいないと市内を車でうろうろすることにした。が、なれない土地とはじめての土地で地図と実際の距離感に慣れず、早速道に迷ってしまった。さらに、遅い昼を食べようとするが適当なところが見当たらず、スーパーを覗いてビックリ(安さとボリューム)したり、とうろうろしながら、ようやくDavenport近くへたどり着いた。結局4時半頃(冬季のNZでは日暮れ時)になっておりB&Bでは夕食がでない(頼んでいない)為、途中見つけた日本でも見慣れたケンタッキーフライドチキンに入り、10ピース+4ビッグxxx セットを頼んだところ、4つ何かを頼めと言っている。何を頼んでよいのか判らないのであなたに任せるといったところどんぶりサイズのパックにスープ、マッシュポテトになにやら乗せたもの、コールスローを詰め始めた。これは危ないと思い、思わずフライドポテトとのラージと言ったらポテトチップス?と聞き返してきた。どうやら日本と表現が違うらしいと気が付き、現物を指差し一段落。これでNZ$20。飲み物はたまたま前のスーパーで購入していたので四人で¥1200という感覚。安い!。皆の最初の受けた強烈な印象であった。味の程はとりあえず置いておこう。特にスープとマッシュポテトは。コールスローは日本の一般サイズの5倍はあろうかというボリュームを想像してください。ということで昼食件夕食を終え、一路B&Bへ。

中略



720日(土)Wellington

いよいよ観戦の日がきた。試合は7時30分開始。カクテルパーティは4時30分からである。十分時間があるため息子たちと二手に分かれてWellingtonを散策することにした。(洗濯が必要だった為、待たせるのも時間の無駄だったので分かれた)我々は、市の中心街を通り国会議事堂へ。カメラを入れたバックパックを背負って見学に訪れたが、警備員が一人いるだけで、あとは土産などを売っている売店が向かいのコーナーにありそこに人がいるだけである。見学コースかと聞かれ、そうでは無いと伝えるとそのあたりなら自由に歩いてよいという。今年、4月にハワイへ行き、真珠湾の記念博物館に行ってバックパックを背負っていた為に入場できなかったことを思い出した。余りにも厳しい制限に驚いたが、NZでは国会議事堂でもこれで良いのかと余計な心配をしたものである。夫婦での訪問で、我々は安全と見なされたのだと勝手に解釈して建物を見学。その後、近くの有名な教会、Wellington駅などを見学した。終着駅だが、駅に改札はない。日本の駅に慣れていると何か不思議な気がした。切符は買って乗る仕組みのようだが、検察は電車の中でおこなわれるのだろう。帰りに今日の会場となるべき場所を下見して帰ることにした。地図を見ながらうろうろ。ビッグスクリーンが野外にあり、準備が整い始めているようだ。遅い昼食を済ませホテルに戻った。 さて、いよいよ会場へ。昼間見たビッグスクリーンでは、今までのトライネーションの試合を写している。周りにはビール片手に談笑している人たちがたむろしている。少し早めに着いてしまったのでまだ会場には入場できないので、そのスクリーンを見ながら待っていた。いつのまにか息子らは頬にAll Blacksのシダーのマーキングをしてもらっていた。一人5ドルでやってくれるという。

いよいよ雰囲気が盛り上がったところで会場へ。入り口では大きな兄さんが入場の権利があるかチェックをしている。首からぶら下げたタグではなく、手首に取り付けるよう指示されていた黒いバンドをチェックしていた。これは一旦取り付けるとちぎらない限り外せない仕組みになっていて、会場を出入りして人が入れかわらないようにしているらしい。通路を抜けて本会上に入るとホストオーナーが一人一人を握手しながら迎えている。そして、ウェイター・ウェイトレスがずらりと両脇に並んでいて、ヒールやワイン、ソフトドリンクなどを盆に載せて立っている。そこから好みのものを手にとって自分の好みの場所に移動する。会場は、やはりビッグスクリーンが舞台にしつらえてあって、テーブル、椅子が舞台の上だけ10人分ほどのみ用意してある。そこに座って飲んでいる一群がいた。後は、完全に立食パーティの形態で、椅子はなかった。舞台とは逆の方には得点版が掲示時計と共にあり、All BlacksとSouth Africaの名前がはめ込んであり、0:0で掲示されていた。その少し前にはポールが立っている。雰囲気を出すのに十分な設定である。


はたしてどういった団体なのかはよく判らない。スクリーンにPATUTAHI RUGBY CLUBと書いてあるAll Blacksを応援している団体には違いないだろうがSouth Africaのジャージを着た人も一部ではあるが居た。とにかく、アジア人と思えるのは我々を除くと一部女性が一人二人いたかも知れないが、後はウェイトレスが数人居るだけで、後は白人かマオリの人たちばかりのようだった。イベントでスピーチもあったが、皆飲んでいて知り合いなどとの会話が花盛りで、後ろの方では誰も聞いている様子がない。ざわついていて、特に英語だから何を言っているのかさっぱり判らない。途中、なにやらどっと沸いた。皆が後ろの得点版を見ている。なんと、先ほどの得点版の時計が進んでいて10分を指している。得点は14:3。当然All Blacksがリードしていた。時間が進むにしたがって得点が進んでいく趣向がしてあり面白かった。 フィンガーフード、すなわちオードブルのようなものをウェイター、ウェイトレスが盛んに回ってきて進めるのをつまみながらソフトドリンクを飲み(アルコールが飲めないので)程ほどに満腹になったところで息子たちが早めに試合会場へ行って、試合会場でのプリイベントを見ようということになった。混んでいる会場を早めに抜け出し、外のビッグスクリーンの広場外れで5〜6人の尼さんが警察官と一緒に写真を撮ってもらっていた。彼女らが歩き出してビックリした。闊歩しているのである。なんと、All Blacksの応援のために黒衣と白で尼さんのスタイルになっている男たちの一群であった。陽気なニュージーランダーの一面を見た。Westpac TrustStudiumにはWellington駅から線路に沿って歩いてゆくが、駅に滑り込んで来る電車を見てビックリ。満員である。ニュージーランドではめったに満員の電車を見ないのになれていた為、さすが試合が始まるんだという実感をもった。入り口手前には、やはりダフ屋らしい人たちが居た。
席には試合開始の45分前くらいに到着したが学生の試合が前座として行われていた。しまった、もっと早く来ればよかった、という思いであった。そう言えば会場は5時から開いていたはずであった。すぐに前座試合は終了し、プリイベントのマウイのウォークライや現代風にアレンジした踊りなどが始まった。この時点では会場にはまだ半分も人は座っていなかった。踊っている人たちの横では<All Blacksのメンバーがウォームアップを始めていた。雰囲気は一気に盛り上がっていった。自分たちの席の周りはガラガラである。多分先ほどのパーティ参加者の場所なのだろう。彼らは両チームの国家斉唱の直前に滑り込んできた。皆ビールを手に持っての応援スタイルである。会場を見るとほぼ満杯になりつつある。よく見ると所々に数席ずつの塊で空き席があるようにも見えるがダフ屋が売りそこなったのであろうか。天候は、旅行中ずっと心配していたが、Wellingtonは風が強く体感温度は寒く官実場所である。特に前週に<ChristchurchであったAustraliaとの試合が雨の降る、寒い中での試合でノートライでAll Blacksが勝つという内容だっただけに、少々風が強いがこの日の安定した天候には感謝した。
 
試合が始まった。いつもSkyPerfect TVで本場の試合は見ているが、さすがにマイクを通さない生の歓声と現地の人たちの、ゲームの展開に対する反応は一見の価値があった。とにかくラグビーを良く知っているし、相手のチームのプレーであってもファインプレーに近いものには惜しみなく拍手をする。勿論、それがAll Blacksの選手であれば盛り上がりは一層だが今年のAll Blacksのチームはその殆どのメンバーがChristchurchをホームとするカンタベリーの選手で構成されていた。このため、マオリ出身の選手は殆どいない。その中で、ロムーとウマガはさすがに選手登録はされているが、スターティングメンバーには入っていないのである。何故なら、今年のカンタベリーはスーパー12(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカの12クラブチームのリーグ戦)でなんと初の全勝優勝を成し遂げたチームである。へたに他のチーム選手との混合をするよりこのチームをそのまAll Blacksにしてしまった方が良いという発想である。勿論、ロムーやウマガはカンタベリーの選手ではないが、NZでも格別人気があり、実力もあるのでメンバーには入っている。
 
 この二人が途中出場をすることになった。ケガ人が出た時、ウマガ、ウマガ、ウマガと合唱が始まったのである。その声援に押されるようにウマガが飛び出してきた。後半に入って、ロムーが同様に出場した。地元のファンは大喜びである。こういった雰囲気は中々TVを見ていても判らない。
自分たちの前の席には陽気なニュージーランダーが盛んにビールを飲みながらやんやの声援を送っている。後ろの息子たちの頬の黒いシダーマークに気付き一気に友達になったように、トライが入ると後ろを向いて手を打って喜び合っている。とにかく陽気だ。
 
試合が終わったAll Blacksの快勝である。大いに沸いた。これで、この後のカクテルパーティーも賑やかになることだろう。試合のビデオがすぐに放映されるのである。パーティ会場は、既に大いに沸いていた。息子たちも皆、最初と同じような軽い食事をしながらゲームを見ている。小学生くらいの子供が母親と一緒に試合を見ていた。見やすい場所を譲って少し話をしてみたが、この子もラグビーをやっているという。真剣に見入っていたAll Blacksの選手こそこなかったが、三人のスタッフが呼ばれ司会者のインタビューを受けていたが、それぞれ持ってきた試合球をパーティ参加者に投げてプレゼントをしていた。手に入れたかったが、こちらには飛んでこなかった私たちは、言葉の壁もあるので、それを潮時と考え引き上げたが、楽しい一日を過ごせた。
 
あきらめていた試合観戦が出来てNZ旅行に大きな思い出がでた。オフィスガーデンハウスさんには大変感謝している。

お申し込み・ご質問 どうぞ!          戻る





All Copyright  Office Gardenhouse 2003